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年表

1783 - リピーターウォッチ用ゴング・スプリング

リピーターウォッチ用ゴング・スプリング

ムーブメントを取り巻くように配された板バネ。リピーターウォッチのハンマーがこのバネを叩くと、ゴングのような音が響きます。ブレゲはこのゴング・スプリングを1783年に発明しますが、この出来事こそが時計製造の歴史の転換期となりました。これまで使われていた鐘に取って代わったこのゴング・スプリングは、リピーターウォッチの厚さを大幅に抑えることができたのです。ブレゲが活躍していた時代の時計製造者の多くに採用されたこのゴング・スプリングは、これ以前に使われていた球根のような“カブ”状ウォッチの終焉を告げることとなりました。

ブレゲ クォーターリピーターウォッチ、No.4270、グランソヌリ。1825年7月9日、スザンヌ・ド・ブレオテ(父)が購入。このゴング・スプリングは、ケースバンドの内側の縁に沿って配されている様子を外側から見ることができます。

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